2009年最初の取引となった2日の米国株式相場は大幅に3営業日続伸。ダウ工業株30種平均は昨年12月31日の終値と比べ258ドル30セント高の 9034ドル69セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は55.18ポイント高の1632.21で終えた。ダウ平均が終値で9000ドルを上回るのは昨年11月5日以来約2カ月ぶり。
原油高で石油株が買われたことに加え、09年に入ってオバマ新政権の発足が近づき、景気刺激策などへの期待が改めて強まったことから買いが優勢となった。この日はニューイヤーズデーの祝日と週末の谷間で引き続き休暇を取る市場参加者も多いとみられ、薄商いで値動きが大きくなった面もあったようだ。
米政府から融資の一部を受け取ったと報じられた米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が 14%高と急伸し、上昇率はダウ平均の首位となった。米銀行大手では、経営幹部が08年のボーナスを辞退すると伝えられたシティグループが6%高。米証券大手メリルリンチの買収手続きを完了したと発表したバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)は約1.8%高だった。
米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した08年12月の製造業景況感指数は市場予想を下回り、1980年6月以来の低水準となった。これを受け、株価は発表前後にマイナス圏に沈む場面もあったが、指標の悪化は織り込み済みと受け止められ売りは続かなかった。
S&P500種株価指数は28.55ポイント高の931.80で終了。業種別S&P株価指数は全十業種が上昇。「消費循環」や「エネルギー」、「情報技術」などの上昇が目立った。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が10億5000万株(速報値)、ナスダック市場は約14億7000万株(同)。
ダウ平均構成銘柄ではGMやシティのほか、非鉄大手アルコアやボーイング、ウォルト・ディズニーが堅調だった。原油高を追い風に、エクソンモービルやシェブロンがしっかり。自動車株ではフォード・モーターも高い。
ダウ工業株30種(ドル)
終値:9034.69 前日比:258.30
始値:8772.25 高値:9065.28 安値:8760.78
年初来高値:9065.28 年初来安値:8760.78
ナスダック総合指数
終値:1632.21 前日比:55.18
始値:1579.19 高値:1635.83 安値:1572.04
年初来高値:1635.83 年初来安値:1572.04
S&P総合500種指数
終値:931.80 前日比:28.55
始値:902.99 高値:934.73 安値:899.35
年初来高値:934.73 年初来安値:899.35
米30年国債 2.795% 米10年国債 2.369%
「シカゴ日経平均先物(CME)」(2日)
MAR09
O 9170(ドル建て)
H 9450
L 9165
C 9365 大証比+535
Vol 5940
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