10日の米国株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅に5日続伸。前日比20ドル03セント高の1万0246ドル97セントで終え、昨年10月3日以来の高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が景気下支えへ超低金利政策を維持するとの見方が、引き続き相場を支えた。ただ大幅高の翌日で利益確定売りが出やすかったうえ、前日夕に赤字決算を発表した金融保証会社(モノライン)のMBIAが急落。金融株が総じて軟調で、ダウ平均もマイナス圏で推移する場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、2.98ポイント安の2151.08で終えた。S&P500種株価指数は7営業日ぶりの反落で、終値は0.07ポイント安の1093.01だった。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「ヘルスケア」や「公益」、「素材」など6業種が上昇。一方、「金融」や「一般産業」など4業種が下落した。
売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約10億7000万株(速報値)、ナスダック市場は約19億5000万株(同)だった。
ダウ平均構成銘柄では、メリルリンチとの経営統合によるコスト削減が予想より多くなったとルイス最高経営責任者(CEO)が述べたと報じられた米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)がしっかり。英食品大手キャドバリーの買収負担への懸念から前日に売られた食品大手クラフト・フーズが高い。
米格付け会社が米政府からの融資を返済できるとの見方を示したと報じられた米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が4%近く上昇。朝方発表の決算で黒字転換した住宅建設のビーザー・ホームズUSAの上昇率は8%を上回った。
一方、MBIAは26%超下落し、減益決算を発表した英銀大手バークレイズの米預託証券(ADR)が軟調。ダウ平均の構成銘柄では航空機大手ボーイングやネットワーク機器大手シスコシステムズがさえない。
ダウ工業株30種(ドル)
終値:10246.97 前日比:20.03
始値:10223.01 高値:10260.80 安値:10197.69
年初来高値:10260.80 年初来安値:6469.95
ナスダック総合指数
終値:2151.08 前日比:‐2.98
始値:2147.24 高値:2160.64 安値:2141.27
年初来高値:2190.64 年初来安値:1265.52
S&P総合500種指数
終値:1093.01 前日比:‐0.07
始値:1091.86 高値:1096.42 安値:1087.40
年初来高値:1101.36 年初来安値:666.79
米30年国債 4.415% 米10年国債 3.480%
シカゴ日経平均先物12月限(ドル建て)終値 9950 (+80) 大証終値比
シカゴ日経平均先物12月限(円建て) 終値 9930 (+60) 大証終値比
PR