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  • 2025-01-12
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米国株式市場、まちまち 景気減速懸念もハイテクの一角に買い戻し

 16日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら5日続落し、前週末比1ドル14セント(0.01%)安の1万0302ドル01セントで終えた。7月21日以来の安値圏となる。市場予想を下回る日米の経済指標が売りを誘った半面、相場は前週に大きく下落していたため、割安とみた投資家からハイテク株の一角に買い戻しが入り、ダウ平均はほぼ横ばい圏で終えた。ダウ平均が5営業日続けて下落したのは6月24日~7月2日(7日続落)以来ほぼ1カ月半ぶり。
 ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに小反発し、終値は同8.39ポイント(0.4%)高の2181.87だった。
 日本の内閣府が発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)伸び率が前期から縮小したほか、米ニューヨーク連銀の8月の景気指数が市場予想ほど改善しなかった。世界景気の減速傾向を嫌気し、航空機のボーイングなど景気敏感株に売りが先行した。ダウ平均は一時90ドル余り下げた。
 一方、ネットワーク機器のシスコシステムズや半導体のインテルなど、前週に売られたハイテク関連株には朝方から買い戻しが先行。シスコは2.6%高、インテルは1.7%高となり、ダウ平均構成銘柄で上昇率上位になった。
 金先物の上昇を受けて鉱山株が買われたほか、ハイテク業界などでM&A(合併・買収)の動きが伝わったことも株式市場への資金流入観測につながり、相場を下支えした。ダウ平均は上げに転じる場面もあった。
 ただ、市場では売り買いともに手控えムードが根強く、相場は方向感に欠けた。17日に発表される7月の米住宅着工件数や、ウォルマート・ストアーズなど有力小売業の決算を見極めたいとの声が聞かれた。
 業種別S&P500種株価指数は「ヘルスケア」「通信サービス」など4業種が下げ、「素材」「IT(情報技術)」など6業種が上げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億9000万株(速報値)、ナスダック市場は約16億株(同)。
 ダウ平均構成銘柄では化学のスリーエムや機械のユナイテッド・テクノロジーズも安い。「米銀バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が保有株の売却を検討している」と米紙が報じた資産運用大手のブラックロックが軟調。バンカメも下げた。
 一方、パソコンのデルが買収を発表した外部記憶装置(ストレージ)関連の3PARが80%以上急伸。ホームセンター大手のロウズは四半期決算の内容が市場予想に届かなかったものの買われた。17日に決算を控える同業のホーム・デポがつれ高した。

ダウ工業株30種(ドル)
終値:10302.01 前日比:‐1.14
始値:10303.07 高値:10333.12 安値:10209.53
年初来高値:11258.01 年初来安値:9614.32

ナスダック総合指数
終値:2181.87 前日比:8.39
始値:2161.31 高値:2193.84 安値:2155.66
年初来高値:2535.28 年初来安値:2061.14

S&P総合500種指数
終値:1079.38 前日比:0.13
始値:1077.49 高値:1082.62 安値:1069.49
年初来高値:1219.80 年初来安値:1010.91

米30年国債:3.717% 米10年国債:2.573%

シカゴ日経平均先物9月限(ドル建て)終値 9145 (‐35) 大証終値比
シカゴ日経平均先物9月限(円建て) 終値 9135 (‐45) 大証終値比
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