Home > NY株式市場
カテゴリー:NY株式市場
米国株、ダウ反落 利益確定売り、銀行株は高安まちまち
- 2009-02-26 (Thu)
- NY株式市場
25日の米国株式相場は反落。ダウ工業株30種平均は前日比80ドル05セント安の7270ドル89セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は16.40ポイント安の1425.43で終えた。前日に急反発した反動で利益確定売りが優勢となった。ただ、大手銀行の健全性審査(ストレステスト)を巡る思惑で売り買いが交錯し、ダウ平均は午後に上昇に転じる場面もあった。
前日のダウ平均はバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で銀行国有化に否定的な発言があったことを好感し、今年3番目の上げ幅を記録していた。オバマ大統領が前日夜の議会演説で、経済政策について目新しい発言がなかったこともあり、この日は朝方から利益確定売りが先行した。午前発表の1月の中古住宅販売件数が市場予想を下回って減少したことも市場心理を圧迫し、ダウ平均の下げ幅は200ドル近くに達する場面があった。
前日のダウ平均はバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で銀行国有化に否定的な発言があったことを好感し、今年3番目の上げ幅を記録していた。オバマ大統領が前日夜の議会演説で、経済政策について目新しい発言がなかったこともあり、この日は朝方から利益確定売りが先行した。午前発表の1月の中古住宅販売件数が市場予想を下回って減少したことも市場心理を圧迫し、ダウ平均の下げ幅は200ドル近くに達する場面があった。
PR
- Comments (Close): 0
- TrackBack:
米国株、大幅反発 値ごろ感の買い、バーナンキ議長証言で心理改善
- 2009-02-25 (Wed)
- NY株式市場
24日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに大幅反発。前日比236ドル16セント高の7350ドル94セントで終えた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は7営業日ぶりに反発、同54.11ポイント高の1441.83だった。値ごろ感などによる買いが膨らんだ。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受け、米銀国有化の思惑が後退したことなども投資家心理改善につながった。
前日にダウ平均やS&P500 種株価指数が1997年以来の安値を付けていたため、値ごろ感からの買いが先行した。バーナンキFRB議長が半年に一度の定例議会証言で、景気回復には金融システム安定が不可欠と強調したことなどが、金融安定化策への期待感につながった。その後の質疑応答では米大手銀の国有化の必要性を否定する発言があったため、国有化への懸念が後退。冷え込んでいた投資家心理の改善につながったという。午後にかけて銀行株が上げ幅を拡大。ダウ平均は一時264ドル高まで上げ幅を広げる場面があった。
前日にダウ平均やS&P500 種株価指数が1997年以来の安値を付けていたため、値ごろ感からの買いが先行した。バーナンキFRB議長が半年に一度の定例議会証言で、景気回復には金融システム安定が不可欠と強調したことなどが、金融安定化策への期待感につながった。その後の質疑応答では米大手銀の国有化の必要性を否定する発言があったため、国有化への懸念が後退。冷え込んでいた投資家心理の改善につながったという。午後にかけて銀行株が上げ幅を拡大。ダウ平均は一時264ドル高まで上げ幅を広げる場面があった。
- Comments (Close): 0
- TrackBack:
米国株、ダウ大幅安 素材など景気敏感株が安い、大手銀株は上昇
- 2009-02-24 (Tue)
- NY株式市場
23日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は3営業日続落。前週末比250ドル89セント安の7114ドル78セントと1997年5月以来、約11年9カ月ぶりの安値で終えた。ナスダック総合株価指数は6日続落し、同53.51ポイント安の1387.72と2008年11月以来の安値で終えた。世界的な景気悪化懸念から、素材など景気敏感株を中心に売りが膨らんだ。
S&P500種株価指数は743.33と1997年4月以来の安値だった。
世界的に景気悪化や、企業決算・業績見通しの不振が目立つことが改めて意識され、素材や一般産業、ハイテク株の一角に売りが優勢となった。S&P500種株価指数が心理的節目の750を明確に下回ったことも市場心理を悪化させ、売りを加速させたという。相場は引けにかけて下げ幅を広げ、この日の安値圏で終えた。
S&P500種株価指数は743.33と1997年4月以来の安値だった。
世界的に景気悪化や、企業決算・業績見通しの不振が目立つことが改めて意識され、素材や一般産業、ハイテク株の一角に売りが優勢となった。S&P500種株価指数が心理的節目の750を明確に下回ったことも市場心理を悪化させ、売りを加速させたという。相場は引けにかけて下げ幅を広げ、この日の安値圏で終えた。
- Comments (Close): 0
- TrackBack:
米国株、ダウ続落100ドル安 銀行「国有化」懸念が重し
- 2009-02-21 (Sat)
- NY株式市場
20日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は続落。前日比100ドル28セント安の7365ドル67セントと、2002年10月9日以来の安値で終えた。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら5営業日続落し、終値は1.59ポイント安の1441.23だった。米銀大手の国有化懸念が心理的な重しとなり、売りが優勢となった。
財務懸念で国有化の思惑が広がったシティグループやバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が売られ、ダウ平均の下げを主導した。ともに過去1年(52週)の安値を更新した。ドッド上院銀行委員長が米メディアとのインタビューで、複数の銀行について国有化の可能性に言及したと伝わった。これが嫌気されダウ平均の下げ幅は一時200ドルを超えた。
財務懸念で国有化の思惑が広がったシティグループやバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が売られ、ダウ平均の下げを主導した。ともに過去1年(52週)の安値を更新した。ドッド上院銀行委員長が米メディアとのインタビューで、複数の銀行について国有化の可能性に言及したと伝わった。これが嫌気されダウ平均の下げ幅は一時200ドルを超えた。
- Comments (Close): 0
- TrackBack:
米国株、ダウ反落 02年10月以来の安値、景気・金融システム不安重し
- 2009-02-20 (Fri)
- NY株式市場
19日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は反落。前日比89ドル68セント安の7465ドル95セントと、2002年10月9日以来約6年4カ月ぶりの安値で終えた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落し、終値は25.15ポイント安の1442.82だった。景気・金融不安や企業業績に対する懸念が根強く、幅広い銘柄に売りが出た。
早朝発表された週間の新規失業保険申請件数は62万件台と高水準が続いた。2月のフィラデルフィア連銀景気指数はマイナス41.3と1990年10月以来の低水準に落ち込んだ。1月の卸売物価指数(PPI)の前月比上昇率が市場予想を上回ったほか、同月の景気先行指標総合指数も予想以上だった。ただ、より足元の指標悪化が嫌気されたといい、株価指数を押し下げた。
早朝発表された週間の新規失業保険申請件数は62万件台と高水準が続いた。2月のフィラデルフィア連銀景気指数はマイナス41.3と1990年10月以来の低水準に落ち込んだ。1月の卸売物価指数(PPI)の前月比上昇率が市場予想を上回ったほか、同月の景気先行指標総合指数も予想以上だった。ただ、より足元の指標悪化が嫌気されたといい、株価指数を押し下げた。
- Comments (Close): 0
- TrackBack:
Home > NY株式市場