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カテゴリー:NY株式市場
米国株、3日ぶり反落 フェデックス下方修正など嫌気
- 2008-12-10 (Wed)
- NY株式市場
9日の米国株式相場は3営業日ぶりに大幅反落。ダウ工業株30種平均は前日比242ドル85セント安の8691ドル33セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は24.40ポイント安の1547.34で終えた。国際貨物大手フェデックスの前日夕発表の業績見通し下方修正が嫌気された。相場が大幅続伸した後とあって利益確定売りも出やすかった。
物流を担い景気動向を反映しやすいフェデックスの業績下方修正で、世界景気の厳しさが改めて意識された。フェデックスが10%超下落し、同業のUPSも大幅安。前日までの2営業日でダウ平均は560ドル近く上げていたうえ、前日に心理的節目の 9000ドルを一時上回ったため、売りが出やすい面があった。ディスカウントストア大手ウォルマート・ストアーズの自社株買いの一時停止が午後に伝わったことも、相場の重しとなった。
物流を担い景気動向を反映しやすいフェデックスの業績下方修正で、世界景気の厳しさが改めて意識された。フェデックスが10%超下落し、同業のUPSも大幅安。前日までの2営業日でダウ平均は560ドル近く上げていたうえ、前日に心理的節目の 9000ドルを一時上回ったため、売りが出やすい面があった。ディスカウントストア大手ウォルマート・ストアーズの自社株買いの一時停止が午後に伝わったことも、相場の重しとなった。
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米国株、大幅続伸 景気対策や自動車大手支援合意期待
- 2008-12-09 (Tue)
- NY株式市場
8日の米国株式相場は大幅続伸。ダウ工業株30種平均は前週末比298ドル76セント高の8934ドル18セントと11月7日以来、約1カ月ぶりの高値で終えた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同62.43ポイント高の1571.74だった。追加景気対策への期待感などが買いを誘った。米自動車大手救済をめぐる米政府・議会内の合意が近いとの報道も好感された。
週末にオバマ次期大統領が、米景気刺激と雇用促進のために大規模なインフラ投資に取り組む姿勢を示した。建設受注拡大への期待感から、建機大手のキャタピラーなどが大幅上昇。景気敏感株である素材などにも上げが目立った。原油相場が上昇したことを受け、エネルギー株も高かった。自動車大手救済をめぐって8日中にも政府・議会が、150億ドル規模の資金支援などで合意に至るとの報道などを受け、自動車株も急伸した。
週末にオバマ次期大統領が、米景気刺激と雇用促進のために大規模なインフラ投資に取り組む姿勢を示した。建設受注拡大への期待感から、建機大手のキャタピラーなどが大幅上昇。景気敏感株である素材などにも上げが目立った。原油相場が上昇したことを受け、エネルギー株も高かった。自動車大手救済をめぐって8日中にも政府・議会が、150億ドル規模の資金支援などで合意に至るとの報道などを受け、自動車株も急伸した。
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米国株、急反発 雇用53万人減で売り先行も金融株に買い戻し
- 2008-12-06 (Sat)
- NY株式市場
5日の米国株式相場は急反発。ダウ工業株30種平均は前日比259ドル18セント高の8635ドル42セント、ナスダック総合株価指数は63.75ポイント高の1509.31で終えた。11月の雇用統計が悪化したことを受け売り先行で始まったが、悪材料は織り込み済みとして売り一巡後、金融株を中心に買い戻しが優勢となった。
雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比53万3000人減と市場予想(35万人減)以上に悪化し、減少幅は約34年ぶりの大きさとなった。米景気悪化の深刻さが一段と意識されると消費関連株を中心に売りが出て、ダウ平均の下げ幅は一時約260ドルに達した。
雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比53万3000人減と市場予想(35万人減)以上に悪化し、減少幅は約34年ぶりの大きさとなった。米景気悪化の深刻さが一段と意識されると消費関連株を中心に売りが出て、ダウ平均の下げ幅は一時約260ドルに達した。
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米国株、3日ぶり大幅反落 石油株が安い、雇用統計に警戒感
- 2008-12-05 (Fri)
- NY株式市場
4日の米国株式相場は3営業日ぶりに大幅反落。ダウ工業株30種平均は前日比215ドル45セント安の8376ドル24セント、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は46.82ポイント安の1445.56で終えた。原油先物相場の大幅な下落を受け、石油など資源株が軟調に推移したことが相場の重しとなった。5日発表の11月の雇用統計が厳しい内容になることへの警戒感も売り材料になった。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が一時ほぼ4年ぶりの水準まで下落。これを受けエクソンモービルやシェブロンなど指数寄与度の大きな石油株が売られ、ダウ平均を押し下げた。11月の雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比で40万人以上減少するとの見方が出ており、相場上昇が続いた後とあって指標発表前に利益確定売りを出す動きが出た面もあるようだ。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が一時ほぼ4年ぶりの水準まで下落。これを受けエクソンモービルやシェブロンなど指数寄与度の大きな石油株が売られ、ダウ平均を押し下げた。11月の雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比で40万人以上減少するとの見方が出ており、相場上昇が続いた後とあって指標発表前に利益確定売りを出す動きが出た面もあるようだ。
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米国株、大幅続伸 経済指標悪化も、引け前の金融株高で
- 2008-12-04 (Thu)
- NY株式市場
3日の米国株式相場は大幅続伸。ダウ工業株30種平均は前日比172ドル60セント高の8591ドル69セントで終えた。ナスダック総合株価指数は同 42.58ポイント高の1492.38で終えた。弱い経済指標などを受けた売りと買い戻しが交錯し、方向感の定まらない展開が続いた。ただ午後に金融株を中心に買いが膨らみ、相場を押し上げた。
民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した11月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が前月比25万人減と市場予想以上に減少した。携帯情報端末「ブラックベリー」を手掛けるリサーチ・イン・モーション(RIM)が9−11月期決算が従来見通しを下回りそうだと発表。米景気や企業業績への懸念から売りが先行し、ダウ平均は一時180ドル超下落した。
民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した11月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が前月比25万人減と市場予想以上に減少した。携帯情報端末「ブラックベリー」を手掛けるリサーチ・イン・モーション(RIM)が9−11月期決算が従来見通しを下回りそうだと発表。米景気や企業業績への懸念から売りが先行し、ダウ平均は一時180ドル超下落した。
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