NY株式市場
NY株式市場、ダウ平均が小反発 ナスダック指数は4日続伸
- 2010-03-10 (Wed)
- NY株式市場
9日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、前日比11ドル86セント高の1万0564ドル38セントで終えた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、8.47ポイント高の2340.68と、2008年9月2日以来の高値で終えた。ネットワーク機器大手のシスコシステムズが新たな超高速・大容量ルーター(ネット接続機器)を発表したことを手掛かりに通信大手に買いが入り、相場を支えた。
シスコの新機能により通信量が増えるとの見方から業績拡大期待が強まり、AT&Tなど通信株が上昇した。オバマ米大統領がギリシャのパパンドレウ首相と会談したが、株式相場での反応は大きくなかったという。金融危機を機に急落したダウ平均が底値を付けた昨年3月9日からちょうど1年経過し、この間の上昇率は6割超に達した。
シスコの新機能により通信量が増えるとの見方から業績拡大期待が強まり、AT&Tなど通信株が上昇した。オバマ米大統領がギリシャのパパンドレウ首相と会談したが、株式相場での反応は大きくなかったという。金融危機を機に急落したダウ平均が底値を付けた昨年3月9日からちょうど1年経過し、この間の上昇率は6割超に達した。
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NY株式市場、利益確定売りでダウ平均小反落 ハイテク株には買い
- 2010-03-09 (Tue)
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8日の米国株式市場で、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反落。前週末比13ドル68セント安の1万0552ドル52セントで終えた。前週末に1カ月半ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定売りがやや優勢となった。ただ、9日にインターネット関連で重要な発表をすると明らかにしたネットワーク機器大手シスコシステムズなどが買われたため、下げ幅は限られた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同5.86ポイント高の2332.21と2008年9月3日以来、約1年半ぶりの高値で終えた。
前週末は2月の雇用統計が市場予想ほど悪化しなかったことを好感し、ダウ平均は100ドルを超える大幅高となっていた。8日は重要な経済指標や企業業績の発表が少なかったため動意に乏しく、ひとまず利益を確定させる動きがやや優勢となった。ダウ平均の値幅は45ドルと小さかった。
ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同5.86ポイント高の2332.21と2008年9月3日以来、約1年半ぶりの高値で終えた。
前週末は2月の雇用統計が市場予想ほど悪化しなかったことを好感し、ダウ平均は100ドルを超える大幅高となっていた。8日は重要な経済指標や企業業績の発表が少なかったため動意に乏しく、ひとまず利益を確定させる動きがやや優勢となった。ダウ平均の値幅は45ドルと小さかった。
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NY株式市場、大幅続伸 雇用統計好感し買い膨らむ
- 2010-03-06 (Sat)
- NY株式市場
5日の米国株式市場は大幅に続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比122ドル06セント高の1万0566ドル20セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は34.04ポイント高の2326.35で終えた。ダウ平均は1月20日以来1カ月半ぶり、ナスダックは2008年9月3日以来1年半ぶりの高値だった。2月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が市場予想ほど減少しなかったことから米景気の先行き不透明感が後退し、買いが膨らんだ。
朝方発表の2月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月から3万6000人減少し、減少幅は市場予想(7万5000人/ダウ・ジョーンズ通信調べ)より小幅にとどまった。米景気の先行き不透明感が後退したとの見方から、原油などの商品先物相場が上昇。エネルギーや素材株が買われ、金融などの景気敏感株も堅調に推移した。
朝方発表の2月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月から3万6000人減少し、減少幅は市場予想(7万5000人/ダウ・ジョーンズ通信調べ)より小幅にとどまった。米景気の先行き不透明感が後退したとの見方から、原油などの商品先物相場が上昇。エネルギーや素材株が買われ、金融などの景気敏感株も堅調に推移した。
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NY株式市場、反発 新規失業保険申請減や小売り既存店売上高増支え
- 2010-03-05 (Fri)
- NY株式市場
4日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比47ドル38セント高の1万0444ドル14セントで終えた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数の終値は11.63ポイント高の2292.31だった。ダウ平均は1月20日以来、ナスダック指数は1月19日以来の高値。週間の新規失業保険申請件数が減少したほか、主要小売り各社の2月の既存店売上高が予想を上回って増えたことが買い材料になった。ダウ平均は昨年末比でプラスに転じた。
ダウ平均の構成銘柄であるメディア大手ウォルト・ディズニーや航空機大手ボーイング、飲料大手コカ・コーラについて、アナリストによる投資判断引き上げが伝わったことも指数を押し上げた。ただ1月の仮契約住宅販売指数が大幅に低下したことが相場の上値を抑えた。オバマ大統領が医療制度改革法案について早期採決に意欲を示したことで、業績への懸念から医療保険株が軟調に推移したこともマイナスだった。
ダウ平均の構成銘柄であるメディア大手ウォルト・ディズニーや航空機大手ボーイング、飲料大手コカ・コーラについて、アナリストによる投資判断引き上げが伝わったことも指数を押し上げた。ただ1月の仮契約住宅販売指数が大幅に低下したことが相場の上値を抑えた。オバマ大統領が医療制度改革法案について早期採決に意欲を示したことで、業績への懸念から医療保険株が軟調に推移したこともマイナスだった。
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NY株式市場、利益確定売りで4日ぶり小反落 景気不透明感は後退
- 2010-03-04 (Thu)
- NY株式市場
3日の米国株式市場は4営業日ぶりに小反落した。ダウ工業株30種平均は前日比9ドル22セント安の1万0396ドル76セントで終えた。ナスダック総合株価指数は同0.11ポイント安の2280.68で終えた。前日に主な株価指数が1カ月半ぶりの高値を付けた後とあって、午後に利益確定売りが優勢となった。
民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した2月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門除く)の前月比の減少幅が市場予想より小さかった。2月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は市場予想以上に上昇した。足元で強まっていた景気の先行き不透明感が後退し、買い優勢となる場面が多かった。
民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した2月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門除く)の前月比の減少幅が市場予想より小さかった。2月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は市場予想以上に上昇した。足元で強まっていた景気の先行き不透明感が後退し、買い優勢となる場面が多かった。
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