NY株式市場
NY市場概況、反発 信用不安で一時売りも、スリーエム上昇などが支え
- 2009-12-10 (Thu)
- NY株式市場
9日の米国株式市場は反発。ダウ工業株30種平均は前日比51ドル08セント高の1万0337ドル05セントで終えた。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がスペインの格付け見通しを引き下げ、ムーディーズ・インベスターズ・サービスがアラブ首長国連邦(UAE)などの政府系企業を格下げ方向で見直した。前日に続き信用不安から売りが優勢になる場面があったが、アナリストが投資判断を引き上げた化学大手スリーエムが買われ相場全体を支えた。 10月の卸売在庫が市場予想に反して増加し、投資家心理の改善につながったとの指摘もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、10.74ポイント高の2183.73で終えた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、10.74ポイント高の2183.73で終えた。
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NY市場概況、ダウ3日ぶり反落 ギリシャ格下げなど信用リスク懸念
- 2009-12-09 (Wed)
- NY株式市場
8日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落。前日比104ドル14セント安の1万0285ドル97セントと11月13日以来、約3週間ぶりの安値で終えた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、同16.62ポイント安の2172.99で終えた。ギリシャの格下げなどを受けて、信用リスクが意識された。利益見通しが市場予想を下回った化学大手スリーエムが下げたことも嫌気された。
売り優勢で始まった。格付け会社フィッチ・レーティングスがギリシャの長期債格付けを引き下げ、ムーディーズ・インベスターズ・サービスはアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系企業6社を格下げしたと発表した。外国為替市場ではドルが対ユーロなどで上昇し、原油など商品相場が下落。素材株が下げたことも相場の重荷だった。投資家がリスクをとりにくくなるとの警戒感が市場心理を冷やした。ダウ平均は140ドル安まで下げる場面があった。
売り優勢で始まった。格付け会社フィッチ・レーティングスがギリシャの長期債格付けを引き下げ、ムーディーズ・インベスターズ・サービスはアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系企業6社を格下げしたと発表した。外国為替市場ではドルが対ユーロなどで上昇し、原油など商品相場が下落。素材株が下げたことも相場の重荷だった。投資家がリスクをとりにくくなるとの警戒感が市場心理を冷やした。ダウ平均は140ドル安まで下げる場面があった。
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NY市場概況、ダウは小幅続伸 FRB議長が低金利政策の長期化示唆
- 2009-12-08 (Tue)
- NY株式市場
7日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続伸。前週末比1ドル21セント高の1万0390ドル11セントで終えた。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演内容や発言が引き続き超低金利政策の長期化を示唆したと受け止められ、相場を支えた。一方、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に反落し、4.74ポイント安の2189.61で終えた。
バーナンキFRB議長が午後の講演で、米住宅市場や消費支出などに改善の兆しが見えるとする一方、インフレは当面低水準との見方も示した。前週末に11月の雇用統計が市場予想よりもよい内容だったことから一部で広がった利上げの時期が早まるとの見方が弱まり、ダウ平均は一時50ドル超上昇した。ただ15−16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での議論を見極めたいとして議長の講演を受けた買いは限られた。原油先物相場の下落で石油株などが下げたことも重荷となった。
バーナンキFRB議長が午後の講演で、米住宅市場や消費支出などに改善の兆しが見えるとする一方、インフレは当面低水準との見方も示した。前週末に11月の雇用統計が市場予想よりもよい内容だったことから一部で広がった利上げの時期が早まるとの見方が弱まり、ダウ平均は一時50ドル超上昇した。ただ15−16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での議論を見極めたいとして議長の講演を受けた買いは限られた。原油先物相場の下落で石油株などが下げたことも重荷となった。
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NY市場概況、ダウ平均3日ぶり小反発 米雇用統計の改善で
- 2009-12-05 (Sat)
- NY株式市場
4日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反発。前日比22ドル75セント高の1万0388ドル90セントで終えた。11月の米雇用統計で雇用の減少幅が市場予想を下回り、失業率も低下。米雇用持ち直しへの期待が広がり買いが入った。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発で、 21.21ポイント高の2194.35で終えた。
11月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数の前月と比べた減少幅は1万1000人と市場予想(12万5000人減)より大幅に少なかった。失業率は10.0%と、前月実績や市場予想(ともに10.2%)を下回った。ダウ平均は一時150ドル超高い1万0516ドルに上昇し、取引時間中の今年の最高値を上回った。
11月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数の前月と比べた減少幅は1万1000人と市場予想(12万5000人減)より大幅に少なかった。失業率は10.0%と、前月実績や市場予想(ともに10.2%)を下回った。ダウ平均は一時150ドル超高い1万0516ドルに上昇し、取引時間中の今年の最高値を上回った。
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NY市場概況、ダウ続落 ISM指数や小売り各社の既存店売上高を嫌気
- 2009-12-04 (Fri)
- NY株式市場
3日の米国株式市場で、ダウ工業株30種平均は続落。前日比86ドル53セント安の1万0366ドル15セントで終えた。11月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数や米小売り各社の既存店売上高が予想を下回ったことが嫌気された。ただ米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)の公的資金返済発表や新規失業保険申請件数の減少が好感され、ダウ平均は高く推移する場面もあった。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶり反落。11.89ポイント安の2173.14で終えた。S&P500種株価指数の終値は9.32ポイント安の1099.92。
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